最新の記事
アーカイブス
リンク
プロフィール
その他

06
--
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
--
>>
<<
--

よしかず日記 岩手県奥州市の市議会議員 菅原よしかずのブログです。
<< 一般質問を行いました◆文共施設マネジメントについて) | main | 大鐘町敬老会 >>
公共政策フォーラムに参加しました
岩手県立大学大学院総合政策研究科、同大学地域政策研究センター・公共政策研究所が主催した公共政策フォーラムに参加してまいりました。
地方自治体の財政状況が厳しい中において、公共施設の老朽化が重要な問題として取り上げられています。そこで、今後の公共施設の諸課題の解決に向けて調査・研究を行っていくことを目的として、今般、同大学に「アセットマネジメント研究会」というのが設立され、その取り組みとして開催されたもののようであります。

今回のタイトルは『公共施設等総合管理計画の策定に向けて 〜自治体におけるインフラ長寿命計画(行動計画)はいかにあるべきか〜』『自治体経営は「拡充」から「縮充」へ』として、公共施設等の総合的かつ計画的な管理と実践型計画の重要性を問題提起されました。

基調講演として、総務省自治財政局財務調査課 課長補佐 長坂泰宏 氏を講師に「公共施設等の総合的かつ計画的な管理による老朽化対策の推進」と題しての講演がありました。
仝共施設マネジメントの背景(地方公共団体の置かれた状況)、国における取組とインフラ長寿命化基本計画、A輒馨覆亮菫箸噺共施設等総合管理計画 等、地方公共団体の厳しい財政状況を踏まえ、公共施設等の全体を把握し、計画的に更新や統廃合、長寿命化を行うことによる財政負担の軽減や平準化、そして公共施設等の最適な配置をしていくことが必要であるといった背景を踏まえた国の取組についてのお話でありました。

次に、さいたま市都市戦略本部行財政改革推進部 主任 関口洋輔 氏による「さいたま市公共施設マネジメント計画(公共施設等総合管理計画への対応)」と題しての事例報告がされました。
公共施設マネジメントの ー菫鳩舒沺↓∧針策定までの流れ、7弉荳定までの流れ、ぢ1次アクションプラン策定までの流れ、シ弉荳定後の取組状況等の説明がされました。
取組経過として、新市長就任後半年ほどで行財政改革推進本部を設置、コンサル会社から部長級職員を登用する等して、公共施設を取り巻く現状調査と課題把握を行い、同時に学識者や公募市民を含めた「公共施設マネジメント会議」が組織され、方針や計画の策定が行われていました。

計画期間は、平成24年から平成62年度までの39年間で、更新にかかる将来コスト推計が、平成23年度予算128億円に対して、今後40年間の平均で約283億円、約2.2倍が必要になってくることから、これを1倍に近づけるためにはどうするかといったことで検討がされていました。
全体目標は、「ハコモノ三原則」として、/卦整備は原則として行わない、∋楡澆旅洪掘雰替)は複合施設とする、施設総量(総床面積)を縮減する(60年間で15%程度の縮減が必要)。「インフラ三原則」として、現状の投資額(一般財源)を維持する、▲薀ぅ侫汽ぅルコストを縮減する、8率的に新たなニーズに対応する、といった原則をしっかりと掲げた取り組みが行われています。

また、計画策定後の取り組みでは、…F發砲ける推進体制がしっかり整えられている、▲泪優献瓮鵐肇轡好謄爐構築され各部門との連携体制も出来ている、市民との情報共有・合意形成がわかりやすくきめ細やかに行われている。など、入口から出口戦略、そして市民との合意形成に至るまで、しっかりと組み立てられた取り組みがされており、しかもイメージしやすい形で示されていました。
私もこの9月議会の一般質問で、公共施設マネジメントを取り上げ、さいたま市の取組みも参考にして欲しい旨のお話をさせていただきましたが、今回改めてその取組み状況を担当の方から直にお伺いすることができ、私自身としても大変参考になるものでありました。

いずれ、さいたま市では平成21年11月に行財政改革推進本部の設置から現在に至るまで、長い年月をかけて取組みが継続されてきました。我が奥州市でも行革や公共施設の見直しは喫緊の課題ではありますが、やはり手順を追った進め方をしていくことと、市民との合意形成を図りながら進めていかなければならないことを改めて痛感をいたした次第です。