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よしかず日記 岩手県奥州市の市議会議員 菅原よしかずのブログです。
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電波に乗せて!奥州市議会 第27回放送「岩手県競馬組合議会」を収録

議会情報発信番組「電波に乗せて!奥州市議会」の第27回放送分を収録しました。今回のテーマは「岩手県競馬組合議会」の紹介で、同組合議会の議員である中西秀俊議員と私が出演し、岩手県競馬組合の概要、組合議会の活動内容、11月24日に開催した定例会の概要等についてお話をさせて頂きました。

 

折角の機会ですので、ラジオでお話をした内容も含めて、岩手県競馬組合の概要等を紹介します。

 

岩手県競馬組合は、盛岡競馬場と水沢競馬場の2つの競馬場で地方競馬を主催しており、岩手県、盛岡市、そして奥州市で構成される一部事務組合で1964年(昭和39年)に設立された団体です。組合を代表する管理者は県知事で、県から派遣される常勤の他、構成団体である盛岡市と奥州市の市長の3人が副管理者になっています。

 

現在、2つの競馬場で開催しているのは全国でも岩手だけということですが、その他、盛岡、水沢の競馬場以外の主な施設は、テレトラックといわれる場外発売所が県内に5個所、県外に7個所あります。

 

開催形態は、毎年4月初めに開幕をして1月の上旬頃まで通常開催、その後、冬期間の休みを挟んで3月の下旬頃に特別開催を行っています。開催曜日は土・日・月曜日を基本として、昨年度の実績では年間で129日の開催、1421レースが行われました。

 

発売額は、昨年度は約264億円で全盛期のピーク時であった平成3年度の690億円と比較すると約3分の1程度、入場者数についてもピーク時の平成14年度の242万人に対して昨年度は117万人ということで、ピーク時の約半分程度に落ち込んでいる状況です。しかし、発売額については、現在、全国の競馬場をインターネットで買うことができるシステムになっているので、今、インターネット発売が非常に好調で、かつてのピーク時にはまだまだ及びませんが、少しずつ売り上げが伸びてきているのが今の岩手競馬の状況です。

 

岩手競馬はこれまで、有力な地場産業として地方財政や地域経済に大きな貢献をしてまいりまして、我々構成団体に対しても利益の配分が行われてきております。しかし、平成3年度をピークとして年々売り上げが減少してきたことに加えて、平成8年に盛岡競馬場の移転建設を行ったことに関わる借金の返済が重い負担となり毎年度赤字が続くようになってしまい、平成18年度末には累積赤字が約330億円にまで拡大をしてしまいました。

 

そこで、県議会をはじめ、奥州市議会・盛岡市議会でも様々な議論が行われ、特にも県議会において競馬組合に対する融資議案が、賛否同数の議長裁決で否決となり、当時の増田知事が一時廃止を表明しましたが、翌日に提出された修正案に対して前日反対した議員が賛成に回り、結果して賛成多数により修正案が可決し存続が決まりました。

 

ただし、手放しで存続ということではなく、単年度の競馬事業収入の中で、全ての支出を賄っていくということで、簡単に言えば「その年度で赤字が出たら即廃止」ということを存続条件として、累積赤字330億円を構成団体が競馬組合に対して融資をする形で事業を継続したという経過があります。ちなみに、その330億円の内訳は、岩手県が181億5千万円、盛岡市が66億円、奥州市が82億5千万円の融資をしています。

 

次に、岩手県競馬組合議会についてですが、定数は10人で、内訳は県議会から6人、 盛岡市議会と奥州市議会からそれぞれ2人で、その選出については構成団体の議会においてそれぞれの議員から選出をするということになっていて、奥州市議会からは中西議員と私(菅原由和)が代表して派遣をされています。ちなみに現在の議長は、県議会の田村誠議員、 副議長には盛岡市議会の中村一議員、奥州市議会では中西議員が監査委員になっています。

 

競馬組合議会の活動は、2月、5月、11月と年に3回の定例会を開催して、その時点までの発売成績の状況等の報告を受けたり、
2月定例会では主に新年度予算や事業運営方針、 5月定例会では主に補正予算、そして11月定例会では主に決算認定を行っていますが、その他、定例会以外にも必要に応じて臨時議会を開催しています。

 

その他の取り組みは、年に1回程度、競馬関係者と競馬組合議会議員との意見交換会を行っています。競馬関係者というのは「馬主」「調教師」「騎手」「厩務員」の皆さん等で、それぞれの組織の代表の方々との意見交換を行っていて、「騎手や厩務員の皆さんの手当が低い」といった待遇面や「騎手や厩務員が不足している」といった人材確保の問題、「出走手当や賞金が低くて馬が集まらない」「施設の老朽化等による修繕の関係」等、日頃の問題や課題などについて率直なご意見を頂いています。

 

その他には、県外調査を実施しており、昨年度は、地方競馬全国協議会やJRA(日本中央競馬会)の方々との意見交換、今年は、北海道の門別競馬場や札幌競馬場でそれぞれの競馬場での取り組みについて調査をして参りました。特にも、いかにファン層を開拓していくかという課題について、若者や家族連れをターゲットにした取り組みや、単に競馬場で馬券を売ったり競馬をするということだけではなく、地域と連携をしながら複合的な要素をもたせていくということを重要視していて、地域と連携した取り組みやイベント等も積極的に考えていかなければならないこと等を勉強して参りました。

 

岩手競馬は、今、インターネット発売が好調ですが、競馬場への入場者数が年々減少を続けていることが課題となっています。娯楽や趣味の多様化、またギャンブルという一面もありますが、全国に数少ない競馬場が我が奥州市にあります。競馬場では競馬以外にも様々なイベント等も行われていますので、ぜひご家族や友だち同士で一度足をお運び頂き、競馬場の雰囲気をはじめ競馬の迫力や楽しさに触れて頂きながら岩手競馬を盛り上げて頂きたいと思います。

 

「電波に乗せて!奥州市議会」これまでの放送はこちら

http://www.city.oshu.iwate.jp/htm/gikai/pr/radio/