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よしかず日記 岩手県奥州市の市議会議員 菅原よしかずのブログです。
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一般質問を行いました 峅雜遒隼勸蕕討領称支援について」(ダブルケア)

奥州市議会12月定例会において一般質問を行いました。今回の質問は「介護と子育ての両立支援について」と「奥州宇宙遊学館の活用について」の2項目です。

 

1項目目の「介護と子育ての両立支援について」は、いわゆる「ダブルケア」に関する質問で、先日11月18日に聴講をさせて頂いたダブルケアシンポジウムにおいて、私なりに課題や問題点を感じたことから今回取り上げさせて頂きました。

 

ダブルケアとは、「介護と子育て」が同時に行われている状態を指す言葉です。また、介護と子育てに限らず「介護と孫支援」、あるいは「子育てと病気や障がいをもつ配偶者、もしくは自分自身」等、複数のケアを同時にする必要がある状態を指しています。

 

少子高齢化が進む中、晩婚化で出産年齢が高くなっていることの他、長寿化や夫婦のきょうだいが少ないことで、親の介護の担い手が不足していること等を背景として、今後、ダブルケアに直面する方は益々増加し、日本の大きな社会問題になることが予想されています。そして、ダブルケアの当事者は、子育て・介護・仕事の優先順位に悩み、綱渡りのような調整をする毎日に強いストレスを感じていて、最も大きいのは精神的な辛さや孤立感だと言われています。

 

加えて、介護や子育て・障がい者など、窓口が分かれており、縦割りの対応からこぼれ落ちてしまう現在の支援策の限界も指摘されていて、子育ては子育て、介護は介護等、対象別に分けて考えることには無理が生じてきているのではないかと思います。当事者が何を求め、今後、どのような対策が必要なのか、その家庭内にある様々な形のケア、つまりダブルケアの視点で考えるとともに、既存の福祉サービス体制の中に、ダブルケアの視点を浸透させて当事者のケア全体を見据えた包括的な支援をしていく必要があると考えます。

 

そのためにも、実態把握をしっかりとした上で、当事者の方々が何を求めているのか、そしてどのような支援をしていけばいいのかといったことを検討していかなければならないと思いますし、職員の皆さんが共通認識をもち縦割りの壁を取り除いた相談体制として、「ダブルケア相談窓口」という看板を掲げたワンストップの相談窓口を開設すべきではないかと思います。

 

また、ダブルケア問題は「辛い」と声を出せずに一人で頑張っている方々を孤立させないということが、最も大事なことだということです。社会的認知を高めて、行政はもとより地域の方々も含めて理解を深めていく流れをつくっていくことが必要だと思います。

 

以下、質問と答弁の要旨

 

Q1.ダブルケア問題に対する市の認識は。

A1.団塊世代の介護と団塊ジュニア世代の育児が重なる「2025年問題」として、全国的に増加が予想される。家族の心身の負担は大きく、配慮や支援が課題であると認識している。

Q2.ワンストップの相談窓口を開設すべきと考えるが。

A2.現在も複合的な困難な状況を確認しながら、関係機関の相談窓口につないでいる。現段階での開設は難しいと考えているが、今後の社会情勢を見据え、先進地の取組み等も参考にしながら対応していく。

Q3.社会的認知度を高め理解を深めていく普及啓発を積極的にすべきと考えるが。

A3.市の広報誌やチラシ等による周知のほか、現在活動している方々や関係部署と連携しながら普及啓発に努める。また、どのような仕組みや社会資源が必要なのか意見をもらいながら対応していく。

 

議会録画中継 議事日程第2号(平成29年12月5日)

http://www.city.oshu.iwate.jp/htm/gikai/relay/relay.201704.html