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よしかず日記 岩手県奥州市の市議会議員 菅原よしかずのブログです。
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産業経済常任委員会行政視察◆陛埔觧圈
2.宮崎県都城市

「6次産業化の取り組み」について調査をしました。都城市の基幹産業は農業で、農業産出額(平成18年)は約700億円で全国第2位、約8割が豚・肉用牛・ブロイラーの畜産で全国市町村別でそれぞれ第1位ということです。また、製造品出荷額に占める食料品製造出荷額の割合(平成22年度)は、宮崎県が31.0%に対して都城市は46.4%と高く、農林畜産物を活用した産業振興は不可欠であり、農林畜産業が大きなダメージを受けると地域経済にも大きな影響が及んでしまうということであります。

そこで、平成24年11月に就任した市長が、6次産業化の推進をマニフェストに掲げられていたことから、平成25年1月には推進に向けた基本計画の策定指示がされ、庁内関係7課で組織する「6次産業化推進プロジェクトチーム」を設置して、平成26年3月末に基本計画が策定されています。
また、平行して平成25年4月には部に準ずる組織として「6次産業化推進事務局」の新設や、市・JA・商工会議所他関係団体による「6次産業化推進協議会」の設置、「6次産業化若手グループ」の立ち上げなど、平成25年度は地域が一丸となった推進体制の構築による連携の強化に取り組んでいました。

本格的には平成26年度から、プロジェクトチームにより検討がされてきた各種事業に取り組みはじめるとともに、「はばたけ都城六次産業化推進総合対策事業」を創設し、新商品の開発や販路開拓に関する「ソフト事業」と、機械設備や施設の整備事業に関する「ハード事業」に対する市単独補助事業を行っています。
また、「儲かる農業の実現」を基本目標に、今年度は「新規参入者の増大」、「若手事業者(後継者)や地域加工グループの育成」を図ることが重要として、新商品開発や販路開拓支援、経営力の向上を重点に具体的な目標指標を掲げた取組を進めて行くとのことでありました。

具体的に進めるにあたっては、市の認定農業者などに対して6次産業化関連の取組意向調査を行い、取り組みの意向を示してきた経営体に対して、6次産業化に関する説明や農家のやりたいことを聞き取りするなどの個別訪問を行っており、農家のやる気を引き出し、やる気ある農家には積極的に支援をしていく取り組み姿勢を感じることができました。
平成26年2月28日現在、都城市における総合化事業計画認定事業者は17件で、そのうち11件は国や県、農業公社などの補助を活用して事業が進められていました。ちなみに、全国の市町村別ランキングでは滋賀県甲賀市の31件に続き第2位とのことであります。

冒頭、都城市議会の永山議長から「農業が主体の都城にとっては、6次産業化の推進こそが生き残るチャンスではないか」とのご挨拶もありましたが、特にも、市長が就任直後から推進体制の構築や推進計画の策定指示を行うなど大変に力を入れておられ、まさに地域一丸となった取り組みが行われていることを強く感じました。庁内においても農政や商工部門だけで取り組むということではなく、各課がそれぞれの役割を理解して全庁的に6次産業化の底上げを図っていくんだという気運や推進体制が出来上がっているとのことであります。
当市でも地域ビジネス推進室が設置され、6次産業化に一生懸命取り組んで頂いておりますが、まずは、全庁的に取り組んでいく体制や、各団体とも連携して地域一丸となって取り組んでいく組織体制の構築と気運の盛り上げを早急にしていく必要があるのではないかと痛感しました。